火を噴くサメキャンドル。

サメ展の出展が決まってから思い始め、ようやく、形になりました。
モヤっとした感覚。
芽生え始めたサメ魂。
口を開いたところを作りたい。
そう思ってモヤモヤする時間。
その時間が大事です。
形にするために、モヤモヤする時間。
産み落とすまでの時間。
技術的なこと。
作る手順。
創りたいかたち。
だいたいいつも、そこがぬるんといっしょくたになって、降りてきます。
今回も、確か納品の2〜3日前に、ぬるんと降りてきました。
ぬるん
という、感覚です。

出来上がりかけで、どこに芯をさすか一瞬だけ迷いました。
鼻先か、口の中か、ほんの一瞬だけ。
でもすぐに、
いやこれは口の中でしょう、口、開いてるし、かぱっと開いてるし。
そうして、火を噴くサメが出来上がりました。

わたし的には、このサメさんは、ぬしさんの親戚関係だと思っています。
違う親戚関係が増えるといいなとも思います。